雪崩の性質
表層雪崩
気温が低く、降雪が続く時期に注意。(一般的に1,2月の真冬に多い)
全層雪崩
気温が上昇して、積もったばかりの新雪が崩れたり、雪が雨に変わる時期にも注意。(一般的には春に多い)
- 1. 雪崩の前兆
- ・雪面に亀裂やシワがある
- ・雪玉を投げると転がり続ける
- 2. 雪崩のスピード
- ・全層雪崩の速さ:時速40~80km
※自動車並み
※歩く速さ:時速5km程度
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・表層雪崩の速さ:時速100~200km
※新幹線並み
- 3. 危険な場所
- ・傾斜40度前後の積雪面
- ・樹木がない所
⇒樹木は雪が流れるのを止める働きがある
注意点と対策
- 1. 回避方法
- ・積雪斜面と近づかない
- ・雪に衝撃を与えない
- 2. 生存対策
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・雪崩が発生したら...
⇒横に逃げる(雪はまっすぐ下に流れるため)
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・高雪に埋もれたら...
⇒大声を出す/口の雪は吐き出して気道を確保